ご挨拶

会長 向井武司

中国地区品質経営協会 会長
マツダ株式会社 取締役副社長兼経営役員 社長補佐、ものづくり・品質統括
向井 武司

 当協会は、1977年4月に「中国地区品質管理研究会」として発足以降、TQMの効果的実践を模索しながら相互啓発し、中国地区の産業活動の活性化と産業界の発展に貢献することを目的として、活動を継続してきました。おかげさまで来年には創立50周年という大きな節目を迎えます。
 さて、ここ数年、私たちを取り巻く環境は、“グローバル”経済から“ブロック”経済へ、カーボンニュートラルに向けた動きの加速、業務や人の働き方も“リアル”から“デジタル”“リモート”へと大きく変化しています。さらに近年は、生成AIをはじめとするAI技術の急速な進展により、企業活動やモノづくりのあり方そのものが大きな変革期を迎えています。今後、GX・DXに加えAI活用をエンジンに構造改革が進み、次の時代の成長を牽引していくものと考えます。
 このような時代においても、資源の無い日本は、モノづくりにより世界をリードし続け生き残っていかなければなりません。より複雑・高度化する商品やサービスにおいて、確かな品質を作り込むモノづくりの重要性は一層増すと考えます。日本の強みは、モノづくりの伝統の中で培われてきた現場の高い技能と技術です。AIやデジタル技術が発展する時代だからこそ、お客様に価値を提供し続ける品質をいかに実現するかが重要です。変革期だからこそ基本に立ち返り、何のための、誰のためのモノづくりかという『品質』に対する視野を広く持ち、技術・技能資産とデジタルやAIを融合させ、新たな価値創造につなげていくことが重要であると考えています。
 そのためには、いついかなる時でも、確かな『品質』をお届けすることの出来る、困難に立ち向かう確かな“技術・技能”を持った人材が不可欠で、何よりも“次世代を担う人”をしっかりと育成していくことが必要です。私たちは人材育成をコストではなく、未来への投資として捉えることが必要だと考えています。
当協会の事業を通じて“人”が繋がり、語り合い、教えあい、学びあい、感動を共有し育っていく。まずはそんな場を少しでも多く提供していきたいと思います。

 西川副会長、三島副会長ともども、環境変化に適応し、継続的に協会の目的を達成するために尽力する所存であります。会員の方々の、より一層のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

副会長 西川正洋
中国地区品質経営協会 副会長
西川ゴム工業株式会社 代表取締役会長
西川 正洋
副会長 三島豊
中国地区品質経営協会 副会長
三島食品株式会社 代表取締役会長
三島 豊