中国地区品質経営協会では、平成14年度に各社の経営課題でもある『ISO9001:2000年度版品質マネジメントシステムの有効活用』について”QMS研究会”を開催しました
参加メンバーは各社のISO推進担当者の方(10社 12名)で広島工業大学工学部知的情報システム工学科 久保田洋志教授よりアドバイスを受けながらQMSについて各社の運用実例発表や先進企業見学を行いました
既にISO9001:2000年版移行を済まされた方、これから移行される方、またこれからISO9001認証取得を検討されている方などそれぞれの立場で運営上の悩みや問題を抱えておられると思います
QMSのレベルアップやパフォ−マンスの向上に活用頂く為にQMS研究会の活動成果発表会を企画しました
 ここにご案内申上げますとともに、皆様の積極的なご参加をお待ちしております

ISO9001推進者  品質保証部門の方
ISO9001を導入を検討されている方
中国地区品質経営協会に加盟されていない会社の方も参加出来ます
QMS研究会 成果発表会

開催日時 2003年07月24日(木) 13:00〜17:30
場所    広島インテスビル14F
       〒730-0015
        広島市中区橋本町 10−10 TEL 082-212-0111

13:00−13:05 開会の挨拶 


13:05−13:45 @QMS全般(方針管理)
福原 一博(清水建設)
◆ 品質方針、品質目標を確実にかつ効果的に達成するるために 品質目標の立て方、目標達成の計画方法、マネジメントレビューなどPDCAサイクルによる継続的改善のポイントを各社の事例で紹介


13:45−14:25 A内部監査
清水 庸宏(新日鉄光)
◆ 監査効果を高めるために監査員選任の考え方、監査員の教育・訓練方法、内部監査のしくみ、監査の視点など内部監査の形式化、マンネリ化の改善ポイントを各社の事例で紹介


14:25−15:05 B是正処置・予防処置
世良 哲 (前田建設工業)
◆ 製品・サービス及びシステムの品質を改善するために不良、クレームやシステムの不適合の原因分析と対策の考え方、不良未然防止システム構築・運用のポイントを各社の事例で紹介  


15:05−15:20 休憩(15分)


15:20−16:00 CQMSの電子化について
坂本 充良(富士通中国システムズ)
◆ 効率的なQMSを運用するために
  1) ISO文書管理の電子化モデルを紹介
  2) ISO文書管理の電子化運用事例を紹介


16:00−16:40 D統合マネジメントシステムについて
妹尾 幸治(日本製鋼所)
◆ 企業活動全体の有効性と効率性を向上させるために
  1) 統合マネジメントシステムのモデルを紹介
   * 統合マネジメントシステム構築のステップとポイント
  2)統合マネジメントシステムの構築・運用事例紹介


16:40−17:30 Eまとめ
久保田 洋志(広工大 教授)
◆ 品質マネジメントシステムの価値向上のために
  1)品質マネジメントの8原則の考え方、TQMとISOの融合などQMSのさらなるレベルアップへの指針・方策をアドバイス
  2)ISO全般に関する質疑応答
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