会 場： 広島インテスビル １４階 会議室
広島市中区橋本町１０−１０ ＴＥＬ（０８２）２２１−８８６６（代表）
本年度最初のシンポジウム「市場創造と需要創造」が、７月２１日（金）広島インテスビルの１４階会議室で開催されました。今回のシンポジウムでは、最初に株式会社白鳳堂統括部長の高本光氏から「“筆は道具なり”の実践」と題してご講演いただき、伝統的産業である熊野筆における社長の“ものづくり”へのこだわり，化粧筆の市場開拓への取り組み，また品質を落とさずに大量生産するための工夫，日本の伝統産業を紹介し技術を伝えていくための取り組みなど，多くの示唆に富むお話をいただきました。
続いて株式会社モルテン代表取締役社長の民秋史也氏から「技術開発と開発経営」〜モルテンポリシーと実践〜 と題してご講演いただき、経営者・経営幹部の心構えから，モルテンの市場開拓（ニーズ開拓）の手法やモノづくりへの取り組み姿勢，人材育成，グローバル戦略など，盛りだくさんの内容を，軽妙な語り口でお話いただきました。
最後に広島大学大学院社会科学研究科教授の井上善海氏をコーディネーターとし、ご講演いただいた講師お二人をパネリストとして、会場からいただいた質問をもとにパネルディスカッションを開催し，人材育成の考え方や現場に対する経営者の姿勢等について更に理解を深めました。
講演終了後、参加者の方々からは“多くの興味深い話を聞き、今後の経営に役立てたい”等の感想が寄せられ、好評の中、閉会致しました。
株式会社白鳳堂統括部長 高本光氏
株式会社モルテン代表取締役社長 民秋史也氏