協会ニュース 2005/05/11 『経営とTQMシンポジウム』
平成17年度総会
   ◆開催日時 平成17年5月11日(水) 13:10〜19:00
   ◆場   所 リーガロイヤルホテル広島 (広島市中区)
   ◆参 加 者 53社234名
平成17年度の総会が本年度初めての行事として、初夏の陽気を漂わせる5月11日(水)にリーガロイヤルホテル広島のクリスタルホールで開催されました。
本年度も講演会「経営とTQMシンポジウム」に続いて評議員会(理事会を兼ねる)が行われ、平成16年度の行事報告及び平成17年度の事業計画が審議され、決定されました。
「経営とTQMシンポジウム」
  過去最高の参加者217名が参加した講演会は、基調講演として、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の飯塚悦功氏から「Q-Japan構想」〜品質立国日本再生の道〜からと題して、また特別講演として、株式会社デンソー相談役の橋朗氏からは「企業経営とTQM」〜TQMの本質を考える〜と題してふたつの講演をいただきました。
  高橋教授のご講演は、「Q−Japan構想」に基づき今一度品質で勝負できる企業、モノづくりを目指した仕組みづくり、人づくりなどを通して、TQMの必要性、自律創造型のマネジメントの重要性を分かりやすく解説していただきました。
  また、橋相談役からは、ものづくり技術経営者に求められるもの、創造なくして企業の存続はない、TQMはの本質は「質創造」なり、と戦略と実践力に富んだ企業人としての経験から出る講演に深い感銘を受けました。
  参加者からは、基調講演で企業外部からの視点で、特別講演で企業内部からの視点で話され、大変分かりやすかったと評判でした。
東京大学大学院教授 飯塚氏
東京大学大学院教授 飯塚悦功 氏
株式会社デンソー 橋氏
株式会社デンソー 相談役 橋 朗 氏