協会ニュース 2003/07/24 QMS研究会 成果発表会
開催日時 2003年07月24日(木) 13:00〜17:30
場所 広島インテスビル14F
〒730-0015
広島市中区橋本町 10−10 TEL 082-212-0111
QMS発表会中国地区品質経営協会では、平成14年度に各社の経営課題でもある『ISO9001:2000年度版品質マネジメントシステムの有効活用』について”QMS研究会”の成果発表会を開催しました
各社、品質管理関係者の参加の中、ISOの有効活用について、システムが抱えている問題点や各社の実施に於ける事例等、非常に有意義な発表会となりました
QMS全般(方針管理) 福原 一博(清水建設)

◆ 品質方針、品質目標を確実にかつ効果的に達成するるために、方針管理とISOシステムの融合化
またISOシステムが抱えている問題点の対処方法、そしてシステムをIT化することによる、管理コストの軽減、システムのシンプル化の事例等を発表

内部監査 清水 庸宏(新日鉄光)

◆ 監査効果を高めるために監査員選任の考え方、監査員の教育・訓練方法、内部監査のしくみ、監査の視点など内部監査の形式化、マンネリ化の改善ポイントを事例で紹介

是正処置・予防処置 世良 哲 (前田建設工業)

◆ 製品・サービス及びシステムの品質を改善するために不良、クレームやシステムの不適合の原因分析と対策の考え方、不良未然防止システム構築・運用のポイントを事例で紹介 

QMSの電子化について 坂本 充良(富士通中国システムズ)

◆ 効率的なQMSを運用するために
1) ISO文書管理の電子化モデルを紹介
2) ISO文書管理の電子化運用事例を紹介

統合マネジメントシステムについて 妹尾 幸治(日本製鋼所)

◆ 企業活動全体の有効性と効率性を向上させるために
1) 統合マネジメントシステムのモデルを紹介
* 統合マネジメントシステム構築のステップとポイント
2)統合マネジメントシステムの構築・運用事例紹介と効率向上を発表

まとめ 久保田 洋志(広島工業大学工学部知的情報システム工学科 教授)

◆ 品質マネジメントシステムの価値向上のために
1)品質マネジメントの8原則の考え方、TQMとISOの融合などQMSのさらなるレベルアップへの指針・方策をアドバイス
2)ISO全般に関する質疑応答